しかし、せっかくプロアカウントを取得したのだから使わなくてはもったいない。そう考え、それまで撮っていた写真をアップしたのが、Flickrメンバーとしてのちゃんとした活動のきっかけだった。
そして、写真をまじめに撮り始めたのは、実はFacebookが原因。当時、「Own」という写真を擬似オークションにかけるゲームがあり、それに夢中になった。人が欲しい――つまり、高値をつけたい――と思う写真があったほうが、(擬似)金持ちになれる。そんな理由で写真を撮り始めた。その後、そのゲームに飽きてしまった後も、写真を撮る自分の中にはいつも、人に見せたい、見た人に喜んでもらいたい。そんな思いがずっと残っている。
写真撮影熱がさらに増したのは、一昨年、1日1枚、その日に撮った写真をアップするプロジェクトを始めてからだ。なんで始めたのか、理由はまったく覚えていない。ただ、この個人的プロジェクトをやっている間は、楽しい反面、ただただ辛いときもあった。
会社と家の距離は直線にして3キロほど。基本的にこの間の往復で被写体を見つけるわけだから、すぐにねた切れになるのだ。でも、前の日の写真と似たようなものだけはアップしたくない。見る人のことを考えると、そんな退屈なことはないからだ。
朝一で写真が撮れたときはいいが、夜になっても写真が撮れず、家になかなか帰れない、いや、帰ってはいけない、という日もあった。台風のひもあったし雪の日もあった。でも、2009年12月31日、プロジェクト最後の写真をアップしたときは、かなりの達成感を得ていた。
今は毎日写真を撮ることは続けていない。でも、似たような写真を連続で投稿しない、というルールは守っている。また、1日に写真を何枚もまとめて投稿することも避けるようにしている。一度にたくさんの写真をアップしても、全部見てくれるほど人は暇ではないし、親切でもない。それに、「見てもらいたい」と思って写真をアップしているのだから、見てもらえない写真をアップすることほどもったいないことはない。
ちなみに、アップしない日が何日も続くのも、よろしくない。人はすぐ、不活発な人など、眼中になくなってしまうのだ。SNSの特性が強い写真サイトは、楽しむコツもいろいろと必要なのだ。
続く、と思う。

Flickrにアップした最初の写真
0 comments:
コメントを投稿