普段
何気なく過ごしているときに
ふと感じる幸せ
だれに自慢するわけでもない
ほんのささやかな幸せ
大きな声では言えない
きっと君は笑うかもしれない
でも何よりも
どんなことよりも
そのちっちゃな
アリンコみたいな幸せを
大切にしたい
これからもずっと
君が奏でるメロディに
ぼくはひととき身を任す
青空にぽつんと浮かぶ
あの白い雲のように
ふわふわと
ふわふわと
君のメロディを聞きながら
僕は僕の歌を歌う
夕暮れに染まる
あのオレンジ色の空のように
きらきらと
きらきらと
君の歌が
ちょっとだけ
ほんのちょっとだけ
僕色に染まる
心の中はのぞけない
でも感じることはできる
愛してる
そう言っている
気がする
偉そうに
決め付けてみたはいいが
きっとそれは
単なる僕の慢心
思い込んでいるだけで
実はぜんぜん的外れ
それが現実かもしれないけれど
それで僕が幸せなら
いいんじゃない?
そう考えて
先に進もう
朝目覚めたときに目にする
君の眠たそうでいて
でも 幸せそうなほほえみ
子猫のように無邪気に
朝日の中 僕にじゃれつく君
そんな小さな幸せが
僕の毎日を支える
僕のこれからを形づくる
僕の笑顔は君が作り
君の笑顔は僕が作る
ほかでは見せない
素敵な笑顔がそこにある
近くに好きな人がいることの
絶大なる相乗効果だね きっと