2016年10月16日日曜日
石川明宏写真展「食の物語」
石川明宏写真展「食の物語」
ウェブでいくらでも写真を楽しめる今の時代、写真を展示するなら訪れた空間も楽しんでもらいたいと思う。リアルな展示でしか体験できないことを考えたいと思う。
石川 明宏さんは、写真展「食の物語」でそれを実現した。オープニングレセプションのとき限定ではあったけれども、展示作品にまつわる食の香りや味を楽しみながら写真を見ることができた。
提供されたのは、フランス菓子エリティエさんがこの日のために用意した、輪島の塩や静岡のお茶などを使ったスイーツ。鰹節のスイーツとは恐れ入った。美味でびっくり。
そして、スイーツを味わったら、南アルプスの天然水で仕込まれた「白州18年」に舌鼓。素晴らしい。
写真展では、これらの食を味わうことはできないけれど、作家の石川さんが美味な話を聞かせてくれるに違いない。
ところで、写真に撮られた石川さんがなんでこんなポーズで写っているかというと、「スイーツはないけれど、僕の手を舐めると輪島の塩の味がしますから、みなさんよろしく」とのこと。
嘘です。ごめんなさい。
素敵な写真展は嘘ではなく、来週末の10月23日(日)まで Island Galleryで開催中。水の流れ、食の流れをたどる展示構成も興味深いです。
詳細はこちら >> http://islandgallery.jp/13569
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