2011年1月4日火曜日

部品


高架の下に立ち、
上を行く車の音に耳を傾ける。
ハイウェーの連結部を車が通過する音は、
巨大な工場に響き渡る機械の作動音のよう。

僕はその心臓部に立っているような
気分にとらわれる。

高架の上に目をやると、
等間隔に進むトラックの列が、
まるでコンベアーの上を流れる荷物のように、
するすると進んでいくのが見える。

そのトラックをドライブするのは人なのか、
それとも「人」という名のトラックの部品なのか。

そもそも、何かの部品じゃない人間なんて、
この世に存在するのだろうか。

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